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【2008/2/1】********************************************************
インド最終日。
今夜インドを出ると明日の朝には成田に着くので、パンジャビではなく日本用のいつもの服を着る。
ホテルオムニの朝食は、揚げたてのプーリー、カレー、チャイ。あ〜おいしいな〜
最上階が食堂になっているので、窓の外はデリーの街が見渡せる。
三角屋根の家はなく、みんな平らな屋根。寒い中、屋上に洗濯物を干したり水浴びをしたりしている。
ホテルをチェック・アウト。
フロントで、日本にもいそうなメガネのぷっくり兄ちゃんに、
「ユー、インド人みたいな顔してるヨ!」って笑われる。
周りのスタッフもしてるしてると一緒になって笑ってる。
そうかな?でもそう言われることが、なぜかうれしい。
今日は、ニューデリー駅近くの安宿街を歩くことにする。
バックパッカーが集まるエリアで、なんでもとにかく安い。
インドのテレビ局みたいな人たちが撮影をしていて、少し映った。インドのテレビに出るかな?
インド人でいっぱいの、立ち食いカレー屋さんを見つける。
てきぱき後片付けをしているお店の坊っちゃんに聞くと、カレー&プーリーで22ルピー(60円くらい)。
でももうあまり残金がなく、散々迷ってあきらめた。60円!
おととい、寝台車でシスターがくれたキャラメルトフィー、探して探してようやく発見。
まったく同じじゃないけどおいしそう。日本で食べるのが楽しみだ。
お土産物屋さんに入る。象のキーホルダーやうさぎの小物入れを買う。
ディスカウントしておくれと言うと、それはできないけどギフトフォーユーと言って
オームマグネットをオマケに付けてくれる。えへへへ、うれしい。
17:00。空港へ向かう車の中、夕陽が赤くて大きかった。
日本より大きい気がした。大きいのか?そんなワケないか?眠くて寝ちゃった。
空港でちょっとしたハプニング。出発までまだ3時間もある。
名税店は外にもあるけど、中に入ってからゆっくり見つつ時間を潰そうと
厳しい出国審査を抜けてようやく中に入る。
と、なんと中には免税店がない!
あるのはネスカフェのスタンドやチャイニーズのスナック店のみで、ガランとしている。
ここで3時間待つのはキツいな・・・
出国審査の係りの人に「もう1度出たいんだけど」と言うと
「あっちにボスがいるから頼んでみたら」と言われる。
空港の人というより軍隊みたいな格好のボスを、部下たちが10人くらい取り巻いていた。みんなヒゲ。
話しても「ノーノー。おみやげなら次に来たときに買えるよ」って。
(これはダメだな・・・)とあきらめかけたとき、えりの勢いはすごかった。
「なんで中に免税店が無いの?!あると思うのが普通でしょ!中に無いなんて私たちは知らない!
無いなら無いで、ちゃんとそう書いた看板を出してくれなきゃ外国人はわからないでしょ!
ママへのおみやげも買ってないのにどうしたらいいの?!私たちには、次はない!」
(↑ママのおみやげはもう買ってあるのに)
ボスたちは、えりの訴えを聞きながらニヤニヤ苦笑しつつ、まったく面倒なアジアの娘だよってかんじで
「あー もういいよ!出な!」ってOKをくれた。
それを聞いて、えりはボスの肩をポンポンと叩き、
「ボスのおかげだよ。怒ってゴメンね。ありがとう!」と笑顔で手を振った。
すごいな・・・さすがアメリカで暮らしてただけあるよ。妹の強さに尊敬&感動。
1時間遅れてエア・インディアは出発。さらばインド。またすぐ来そうな気がする。近い。
成田空港に着くと、
ぽこん帽の赤ちゃんを連れたインド人夫婦が、すぐ前を歩いていた。
赤ちゃんもかわいいけど、ニット帽のお母さんがかわいい。お父さんは普通。
乗り換えの電車に困っているようなので聞くと、これから川崎に住んで働くらしい。
日本語は話せないのに、がんばるなぁ。
インドにいる間、ずっと疑問に思っていたことを聞いた。
「なんでインドの子どもは、みんなこのぽこん帽なの?ぽこんは何のため?」
でも
「アイドントノ〜!」と大笑い。「POKON」は英語でも通じる。
日本の冬もみんながこれを被ったら、愉快でかわいい冬になるだろうなー。
帰りの京成線の中で、えりとゲームをする。
【二人ともわかる愛すべきインド人を一人ずつ挙げてみようゲーム(パス3回まで)】
言いながら正の字を書いていく。
でもパスは使われなくて、ちょうどぴったり80人挙がったところで、別れる駅に着いた。
おもしろかったインド。
*後日、えりにはチャージィーからもビッキからも電話がかかってきてる。
ビッキは新しい携帯をゲットしたって。よかったね。
【2008/1/31】********************************************************
インド6日目。
「チャーイチャイチャイチャイ、チャーイチャイチャイチャイ」車内販売のガラガラ声で目が覚める。
紙コップ1杯4ルピー、10円くらい。えりは「おいしい!」って飲んでた。他に
「トメィトスープ、トメィトスープ 」→トマトスープ
「クルリン、クルリンッ クルリン、クルリンッ」→冷たい水やコーラ(コールドドリンク?)
車内はにぎやか。
朝9:00 デリー到着。
21歳のクマールくんがお迎えに来てくれている。革ジャンなんか着て、細身のシティボーイ。チャージィーやビッキとは違うなぁ。
人も町も、初日より都会に感じる。それになんと、デリーには牛がいない。
厳重なセキュリティ・チェックを通って最新の地下鉄に乗り、街の中心部、コンノート・プレイスへ。
ビートルズが来たという、リキ・ラムってインド楽器店に行く。
入り口にはガードマン。店内は有名人の写真でいっぱい。中学生くらいの男の子が、見たことのない楽器を調律していた。
おのぼりさんの扱いには慣れているっぽい店長が、優しい笑顔で「ビートルズに会ったよ」と教えてくれる。
ショップカードだけもらって出る。
“インドで一番古いおもちゃ屋”の看板の店に入る。
いきなり、ガネーシャの大きなぬいぐるみがドーン!ガネーシャパズル、ガネーシャクレヨン、ガネーシャぬりえ・・・
赤ちゃん体型+象の頭の、子ども版ガネーシャがいっぱい。
えりが、ガネーシャシール(DVD付き)を買う。DVDの中身が気になる。
今夜はインド最後の夜。
何を食べようかと歩いていたら、いつも通り知らないおじさんに話しかけられる。
「きれいでおいしくてすごく安い、最高のレストランがあっちにあるよ!」と教えてくれる。
本当にそこら中が、親切お節介過ぎるおじさんばかりの国。
「どこ行く?」「何ほしい?」「その靴いいね!」「何歳?」「ネパール人?」とやたらに世話を焼いてくれる。
オススメのお店SPLASH、おじさんの言う通りいいお店だった。
カレーを毎日食べていたけど全然飽きない。毎回おいしい。
【2008/1/30】********************************************************
インド5日目。バラナシ最終日。夜、寝台車でデリーへ戻る日。
6:00 今朝もまた、ガンガーに上る陽の出を見に行く。
昨日よりさらに霧がかかっていた。いつもは岸で待機のビッキが、今日は一緒にボートに乗った。
沐浴をしている人を見て、ビッキに「しないの?」って聞くと
「こんな寒い中でしたら死んじゃうよ!お風呂でする」って。
ホテルに戻って朝食のあと、最後のガンガーに向けて再び出発!
で、人だらけ牛だらけの中でビッキに見つかる。
ゴールデンテンプルは見るべきだと言われて、見ることにする。歩いてすぐだし。
手荷物を持って入れないので、一人ずつ入ることに。空港みたいな厳重チェック。
えりに荷物を預けて、まずは私から。ビッキもえりと待つ。
観光スポットなのに、観光客は他にいなかった。
裸足になるよう言われ、スニーカーと靴下を預ける。
石の地面はびしょびしょに濡れていて冷たい。
よくわからないまま、係りの人にお供え物らしいセットを渡され、インドの人に混ざって列に並ぶ。
混んでいて、なかなか進まない。
大きいサルがいっぱいいるなーと思っていたら、突然サルが腕に飛びかかってきて、お供えのお菓子を奪って逃げた。
ひ〜こわいよ〜
残ったお花だけ持って、前の人についてびしょびしょの中を進む。
やっと噂の本堂が見えてきたと思ったら、しわくちゃのお坊さんに呼ばれ、私だけ列から外れる。
「まずここでお祈りして」「次はあっちでお祈り」「次はあっちで・・・」と連れ回され、そのたびにお祈り代を払う。
「じゃあ次は・・・」と終わりがないお祈りに、アイムソーリーカンベンしてくださいと逃げるように出口へ向かった。
お坊さんはOK!OK!と笑いながら頭をいい子いい子してくれて、結局本堂は入らないまま靴の預け場所に戻ると、
靴係りの人が手づかみでポンと、黄色くて柔らかい物をくれる。
「これはなに?」と聞くと、食べるしぐさ。食べ物?! うーーーん。
でも私もインド来たからには、ここでこれを体に入れたら何かいいことあるだろう・・・と口に入れた瞬間、
吐きそうだった。この味、知らない。
なんとか噛んで飲み込もうとがんばっても、私の喉は出そう出そうとする。ダメだ入らない。
でも、靴係りの人がうれしそうに見守ってるし、信者もお坊さんもいっぱいいるし、ここで出したらどんなタタリが・・・と
びしょびしょの足のまま急いでスニーカーを履き、サンキューモゴモゴとお寺から出た瞬間、口から出して捨てた。
なんだかすごく疲れた。
二人はカフェでチャイを飲んでいて楽しそうだった。
次はえりの番だったけど、「もう行かなくていいよ・・・」と止めて、その場を離れた。
最後に、ビッキとあと1杯だけチャイを飲んで別れることにした。
屋台のおじいさんのチャイ。すぐ隣りに繋がれている牛のお乳で作ったチャイ。
ガンガーを見ながら階段に座って飲む。甘くてすごくおいしい。
「何かあったら電話して」とビッキが番号を書く。「これは兄の携帯」「これは弟の携帯」
「ビッキのは?」とえりが聞くと、「ガンガーに落とした」って。そりゃ拾えない!と爆笑。
ガンガーと密着している生活。
いつも噛んでいるたばこガムは、1個8ルピー(22円くらい)で
、1日40個噛むって。
えりが、たばこガムは体にも歯にも悪いから止めて、新しい携帯の資金にしなよ!って言ったら
自分は結婚するつもりないから、歯も体も悪くなったっていいんだ、携帯はそのうち買うからって、
ガムを噛み噛み、真っ赤なツバをそこら中に吐きながら言う。
ガンガーを見ながら「バラナシは世界で一番いい街だ」とも言っていた
。
火葬場の向こうにはジャンキーがいるから、絶対行っちゃダメって忠告されて、ビッキと別れた。
残りの時間、二人でガンガー沿いを歩く。
昨日会ったガールズが遠くから手を振って走ってくる。
リースゥにも会った。でもリースゥは、私たちのことを憶えていなかった。
夕方、マダ〜ムの車で駅まで送ってもらう。チャージィーも一緒。チャージィーは発車直前までいてくれた。
寝台車はフィリピンのおばちゃんシスターの隣りだった。バラナシで、シスターの集会があったらしい。
おなかすいてる?と聞かれたので、正直に「アイムソーハングリ〜〜」と答えると、
サンドイッチとキャラメルトフィーを分けてくれる。さすがシスター。
すごくおいしい。このキャラメルトフィー、デリーでも売ってるといいな。
【2008/1/29】********************************************************
インド4日目。6:30 ガンガーに上る陽の出を見に行く。
パンジャビを着て、おでこの間にビンディーを貼る。ここにいるとそうしたくなる。
待っていてくれたビッキに「昨日、チャージィーに怒られたよ」と言うと
「ノープロブレム!ジェラシーで言ってるだけけだ」
なんでジェラシー出てくるのかわからないけど、ノープロブレムならまぁいいや。
寒い。ビッキは岸で待機。
白く霧がかった中を、ボート漕ぎのおじいさんが悠々と漕いでいく。
と思ってたら55歳だって。おじいさんじゃなくて、おじさん。びっくり。
朝陽は雲の隙間から少し見える程度だった。
もう沐浴をしている人がいる。水を触ると、冷たい。
沐浴ゾーンを少し進むと、洗濯屋さんゾーン。
木の板に、洗濯物をバチン!バチン!叩き付けている。
これから洗う服は地面の上で順番を待っていて
洗った服は高いところの木の柵に並んで干されている。
岸に戻ってから、ビッキに連れられて小道を歩く。
その間も、ビッキはずっとたばこ代わりのガムを噛んで、赤いツバを道に吐きまくっている。
嗅いだことのない、独特なツンとする匂い。
途中、Tシャツ屋さんがあったので、ガネーシャ、ダンシングシヴァ、サラスヴァティー、オームなどのTシャツを買う。
ビッキが一番好きな神様はカーリーだって。
血の滴る生首を持って、長い舌をにょろりと出しているカーリー。
お店を出るとき、ケンカした2匹の犬がギャンギャン騒ぎながら小道を走ってくる。かなりこわい。
Tシャツ屋の兄ちゃんが、怒鳴りながら木の棒で力一杯犬を叩くとケンカをやめて逃げて行った。すごい・・・
ホテルに戻るとチャージィーが待っていて、ここで1時間くらい無駄話。
チャージィーはしゃべりながら、えりの手のひらにボールペンでラクガキかきかき。
部屋に戻ると、昨日のマッサージガールがまたお誘いに来た。
今日はごめんねと断る。すると家から持ってきたというビンディーとバングルを私に、ピアスをえりにくれた。
えー!!とびっくり困って、でもマッサージはもうできないし、と思って慌てて
日本から持って来たカロリーメイトポテト味、永谷園のお茶漬け、むき栗くんをあげちゃった。
唯一、ふりかけミニパックは「ん〜これはいらないわ、えへへ」
って返される。向こうも困った感じだ。
今日は二人で、ガンガー沿いを行けるところまで行ってみることにした。
歩いているとすぐに、お花売りの子どもが集まってくる。
くりくりの目と目がちょっと離れた愛嬌のある小さい子が来て、名前を聞くと「リースゥ!」って。リス!ぴったり!
一緒にいたお兄ちゃんのロヒは、髪の毛を七三分けでばっちり☆キメている。
えりが「ユーアーハンサムボーイ!」と言って髪の毛を撫でると、 リースゥや他の子たちも一緒に笑う。
お昼頃、おなかがすいてきたのでちょっと休憩。
ホテルで出た朝ごはんの残りのチャパティーを持ってきたんだ。
さすがに子どもたちの前では食べられないから、河を見下ろす長ーい階段を上ってこっそり食べようとするが
あ!っという間に見つけられて、5〜8歳くらいのガールたちがどんどん集まってきた。少しもほっといてはくれない。
一番始めにうれしそうに上ってきたサンニタは、珍しくベリーショートで目が細い。いとこの子どもに似ている。
えりが男の子と間違えて「ボーイ」と呼んだとき、周りの友だちは「ノーノー!ガール!!」と勢いよく言ったけど
サンニタは「気にしないでいいのよ」とはにかむだけだった。かわいい。
サンニタの妹・アニータは個性的。ムーミンのミーそっくりの顔で、低いガラガラ声でしゃべる。
裾がぼろぼろのワンピースを着て、一人だけずっとチャイを飲んでいる。
えりが「チャイ好き?」と聞くと、うれしそうに「イ’’ェーーーッス!」と答えた。かわいい。
結局、チャパティーはガールたちが食べて、えりは一緒におにごっこをした。
一人の子からお花を買ったとき、「ついて来て」と言われて河の淵ぎりぎりまで下りた。
気づくと隣りに、仙人みたいな真っ白い長髪のおじいさんが立っている。
ここで靴を脱ぐように言われたので従い、
靴下も脱ごうとすると「それは脱がなくていい!」と二人に言われる。
真剣な表情。なんだか逆らえない。
靴下のまま河に入ると、おじいさんがマントラを唱え出した。
続けて唱えるよう言われ、私は火のついたキャンドルが乗ったお花を持ったまま、河に向かって同じことを繰り返した。
頭にガンジスの水をかけられて、お花を流した。
知らない人が祈ってくれているのが不思議だった。
びしょびしょの靴下のままスニーカーをはいて、お礼を言った。
夜はまた、プージャーのお祭りを見に行く。
昨日は舟の上からだったけど今日は岸から。
ここでまた、たばこガムの匂いをまき散らしたビッキに見つかり、頼んでないのにガイドをしてくれる。
ビッキも一緒にプージャーを見たあと、夜ごはんのお店案内。親切過ぎる。
オススメの安いベジタリアンの店に向かう途中、真っ暗な小道ですべって手をついたら
ビチャ!牛のフン!でももうこんなの平気なのだ〜ビッキは指さしてケラケラ笑ってる。
ビッキはまた、食べ終わるまで外で待っていると言う。
明日は夕方、デリーへ戻る。
【2008/1/28】********************************************************
インド3日目。午前6:30 来たかった町、バラナシに到着。
早起きしたえりは車窓から、道がトイレののびのびした人をたくさん見たって。
アクチャとはここでバイバイ!
ホテルシッダルタ。広くはないけど、陽当たりよくて気持ちいロビー。
すぐに部屋には行けず、ここでツアーの案内を受ける。
チャージィー30歳。窓がたくさんあるお家みたいな柄のセーターに、白い襟。
楽ちんな雰囲気でなんだかくつろぎ、1時間無駄話。
お昼過ぎからのシティ・ツアー(お寺巡り)/今夜のプージャー(おまつり)見学/
明朝のガンガー・サンライズ・ツアーを申し込む。
早く河が見たいな。
ようやく部屋に。着いた着いた〜とのびのびしてたら今度は誰かのノック。
しかめっ面の男の人と、はにかみぷっくり女の子が立っていて
マッサージのお誘いだ。
とりあえずマッサージルームに案内され、とりあえずシティ・ツアーまでまだ時間があるしって、
アロマオイルのボディマッサージを受けることになる。
やってくれるのはぷっくり女の子一人なので、まずは私から。
奥の小部屋の専用ベッドに上がると服を脱ぐよう言われる。えりの前でパンツいっちょ☆
何年ぶりかな?気分のびのび。
13:00 オイルまみれの体でシティ・ツアーに出発!
にっこり笑顔のかわいいおじさんドライバーが、2人を乗せて車で巡る。
インドでは女性をマダムって呼ぶらしいけど
このにっこりドライバーさんは特に丁寧に、セリフの前には必ず「マダ〜ム?」と呼びかける。
そういえば、チャージィーはガールズって呼ぶなあ。
バラナシ・ヒンズー大学にあるシヴァ・テンプルを見たあと
偶然、マダ〜ムおじさんの知り合い、ナビーンくんとばったり会う。
ナビーンくんはキャップ被った男の子で日本語ぺらぺら、
日本人一人旅ッコを連れている。しかも偶然、名前がえりちゃん。
それでみんなで、大学のカフェでちょっとお茶することに。
4人がけのテーブルにナビーンくん、二人のえりちゃん、私が日本語でぺらぺら盛り上がり
隣りのテーブルで日本語わからないマダ〜ム一人ぼっち。にこにこして見守っている。
独特な香りのあるアイスコーヒーはおいしかった。バニラアイスも浮かんでるし、約45円。
原付二人乗りのナビーンとえりちゃんを見送って、シティ・ツアーもおしまい。
まだプージャーまでは時間があったけど、マダ〜ムが
「マダ〜ム?このままプージャー行っちゃいましょう!」
ここで担当が替わる。
マダ〜ムは駐車場で待機、ガンガーのボートに乗ってプージャーを見るので、
ビッキが駐車場からボートまで連れてってくれるらしい。
ビッキは、カーキ色のセーターにひげが濃くて歯が赤い愛想笑いのない24歳。
振り返らないでズンズン歩くビッキの後ろを、はぐれないよう追いかける。
デリーとは違ってすごい人と牛。歩くことに集中。ちょっとアメ横っぽい。
すぐにガンガーが見えた。これか〜 ああ、見たかったよー
ってインド感にひたりたいのに、ビッキが「河はあと!」。
近くにある火葬場やネパールのお寺を先に案内される。
ビッキはよくしゃべる。
タバコ代わりに噛んでるガムから赤い液体が出るので、口の中が真っ赤なのによくしゃべる。
観光客にかまわず噛んでしゃべってぺっ!と赤いツバを吐く。バラナシの道にはそこら中に赤いシミと牛のフンがある。
だんだん陽も暮れてきた。
ビッキが案内してくれたボートには、ボート漕ぎのおじいさんが一人待っていた。この人がビッキの上司らしい。

ちょっと汚れたセサミストリートのウィンドブレーカーを着たこぞうが、キャンドルを売りにくる。
葉っぱで作った小さな舟に、オレンジ色のお花と手作りキャンドルが乗っている。
これに火をつけて河に流すと、家族が幸せになるんだって。
セサミボーイからお花の舟を2つ買ってボートに乗り込む。ビッキは岸で待機。
プージャー見学のあと、ビッキに連れられてマダ〜ムの待つ車へ向かう。
途中「おなかすいたな〜」って言ったら「なんでもっと早く言わなかったんだ!あっちにいいお店あったのに!」って。
で、ビッキおすすめのインドレストランまで戻る。食べ終わるまでビッキは外で待ってると言う。
いつも夜11時にごはん食べて朝4時に寝て7時に起きるから、まだ食べないんだって。
でも悪いし、マダ〜ムだって待ってるしって言っても「問題ない!」って。
1皿300円のターリーはおいしかった。チャイも飲んで満足。駐車場まで戻って、ビッキとバイバイ。
21:00 マダ〜ムに乗せられてホテルに帰ると、なんかチャージィーが怒ってるよ。「遅い!」
夕方、シティ・ツアーのあと一旦ホテルに戻ると思ったから、
マダ〜ムの車を使う約束を他の観光客としちゃったよ!それがダメになっちゃったよ!
にこにこマダ〜ムもチャージィーとヒンディー語でケンカ。言葉が換わると性格が変わる。
去り際にはこっちを見て「マダ〜ム?グッナイ!」と笑って出て行った。
そのあと私たちはすぐに部屋には行けず、チャージィーがまずここに座れと。
にらむチャージィー。おいしいチャイまで飲んできたことにため息。半笑いでトホホなチャージィー。ごめんねチャージィー。
明日は早起きでガンガーの日の出を見に行く。またビッキのボートで。怒られたこと、ビッキに言わなきゃ。
【2008/1/27】********************************************************
インド2日目。
朝食のイチゴジャムは、かき氷イチゴシロップの味がする。
食べてる横の鏡で、ホテルの従業員たちが髪を真剣にセットしている。
鏡越しに目が合う。するどい。

デリーの中心部へ出発!
地下鉄に向かう途中、朝から元気一杯のインド人がどんどん話しかけてくる。
オートリクシャー(3輪タクシー)が1台ついてきた。
悪い人には感じなかったので地下鉄をやめて乗ることにする。
ドライバーのラカンさん。やっぱりセーター着ている。
急発進&急停車&クラクション鳴らしまくり&原付5人乗りな道路を突っ走る。
窓がなくて埃っぽいけどスリル満点で楽しい目の前にいきなりそびえ立つサルの神様ハヌマーン像。派手でデカい。
ラカンさんが
「そんな格好じゃ、すぐに観光客ってわかって声かけられるから
サリーかパンジャビドレスを買った方がいいよ!」
パンジャビ欲しいと思ってたし、ラカンさんにもかけられたしねって言って
お店へ連れてってもらう。
観光客相手のちゃんとしたお店だった。
パンジャビの上に洋服を羽織った店員さんが次々と見せてくれる。
刺繍やビーズが凝っていてどれもかわいい。
えりはやまぶき色、私は濃いピンクのパンジャビを買う。
うれしい。早く着たい。
帰り際、店員さんにチャイを勧められたけど、ラカンさんも外で待ってるし断って出る。
子どもが被るニット帽がすごくかわいい。
頭の上におだんごを隠してるみたいにぽこんと出て
顎の下まですっぽり覆っている。
被ってない子もいたけど、被ってる子はほとんどがぽこん。なんでぽこん?
15時過ぎ、ラカンさんおすすめのお店で遅めのランチ。3人で一緒に食べる。
私たち以外に観光客なし。
2種類のカレー、サフランライス、ラッシー、レッドオニオンの漬け物に
チャパティーってナンみたいなのがついて1皿150円くらい。
それを2皿頼んで、3人で分ける。おいしい。
ふざけてばっかりのラカンさんも楽しい。
始めだけのつもりで乗ったラカンさんと結局1日いて楽しいデリーだった。
18:00 ホテルをチェック・アウト。寝台車でガンガー(ガンジス河)のあるバラナシに向かう。
インドの人もたくさん乗っていて、左隣りのブロックに、ぽこん帽の赤ちゃんがいる。
えりが、かわいいかわいい言って覗き見ばっかりしていたら
おじいちゃんが、こっちのベッドに連れてきてくれた。
まつげぱっちり!顔のほどんどが目!
アクチャって言うんだって。
おしりさわったら濡れている。おむつを外してノーパンで元気に遊ぶ。
右隣りのブロックには、ピンクのむちむちセーター子どもが歌いながら
やっぱりぽこん帽でふらふら自由に徘徊している。マイペース過ぎておもしろい。
欧米人のバックパッカーも、3段ベッドの上から写真を撮ろうとがんばっているけど
じっとしてないからカメラのピントが全然合わない。みんなでむちむちピンクの撮影会。
昼間買ったパンジャビに、ベッドでごそごそと着替える。
インドの女の人が、おでこに貼るビンディーをくれたので貼ってみる。
眠って起きたらバラナシに着く。
むちむちピンクは電気が消えたあとも大声で歌っている。
【2008/1/26】********************************************************
いもうとえりとインドに行く。
朝8:30 日暮里で待ち合わせ。2人ともリュック1個ずつ。
10:00 成田空港到着。
アボカドサンドとコーヒー買って、屋外の展望デッキで食べる。
飛行機を見ながらなんていいねぇとデッキに出たら
そういえば外は極寒だった・・・
暑いくらいの店内でアイスのコーヒーを選んじゃって失敗。
座っているおしりが冷たい。
震えながら食べてる間、飛行機は1機も飛ばなかった。
12:00 エア・インディア出発!
飛行機に乗っているかんじがあまりしないなあ。誰かのおうちみたい。
きれい過ぎない機内。客席がらがら。
機内食に伊達巻きとかまぼこが出てくる。おせち?
9時間半後、デリーに着いちゃった。
モハンジィー(ジィー=◯◯さん)という男の人がお迎えに来てくれている。
モハンジィー、セーター着ている。襟も出ている。
モハンジィーに連れられてホテルオムニへ。
部屋の中にベッドが2つ。ベッドの間にミニテーブル。
「こうした方がぜったい楽しいよ!」って言いながら
えりがテーブルをどかして、ベッドとベッドをくっつけた。
お風呂は、ちびっこ15人兄弟が一緒に入れそうなくらい広い。
こんな広いと(2人で一緒に入る?)ってよぎるけど、一応言わないでおく。
今日はインドの共和国記念日で、昼間大きなパレードがあったらしい。
もう夜なのに、すぐ近くの通りからおまつりの残りの音が騒がしく聞こえてくる。
でも外暗いし。ホテル周りもよくわからないし。おとなしく出ない。
日本から持ってきたクッキーを食べる。すごくおいしい。